徳永商店の事業案内 ウッドデッキ・ガーデンフェンス・看板・遊具・モニュメント等モックル処理材

ウッドデッキ・ガーデンフェンス・看板・遊具・モニュメント等

ウッドデッキ

環境にもっともやさしく、安全な『モックル処理』を施した高耐久性処理木材を使用して製作いたします。

 

モックル処理は、木材の短所を補う技術です。

木の弱点とされる白蟻や不朽菌。木材の内部に幕をつくり、木材を養分として 吸収することを防ぐことにより、木材を守ります。

モックル処理液の主成分とその効果

成分 効果
有機酸亜鉛 防腐・防蟻
エチレンウレア 膨張・収縮率の減少
ポリエチレングリコール 膨張収縮率の減少及び変色の減少
処理済細胞 無処理細胞

有機酸亜鉛・エチレンウレア・ポリエチレングリコールメタクリートの主要3成分の 薬液を木材に加圧注入、加熱処理することにより、たがいに重合し木材に定着します(酸化亜鉛含浸処理)。 モックル処理された木材は防腐効果・防蟻効果・寸法安定効果の3つを有します。

処理済

処理済

未処理

未処理

防腐性能試験結果

無処理材 含浸処理材
重量減少率 耐候操作無し オオウズラタケ 54.44 1.68
カワラタケ 47.76 0.17
耐候操作有り オオウズラタケ 54.44 0
カワラタケ 47.76 0

木材の細胞内・細胞壁に定着した含浸液は、水分の蒸発・加熱により樹脂化し、空間部分の表面をコーディングします。このことにより防腐・防カビ効果が非常に高められています。

処理済

処理済

未処理

未処理

防蟻性能試験結果

試験体 重量減少率 %
無処理材 含浸処理材
スギ 21.38 1.31

含浸液がもつ防蟻性能の特色は、処理木材に接触した蟻が薬剤のもつ毒性により死滅するものではなく、 含浸液が木の細胞組織と科学的に結合し、白蟻の養分になり難い物質に変化します。その結果、蟻はモックル処理された 木材には寄りつかなくなります。

乾湿繰り返し試験による寸法変化率

乾湿試験結果

吸湿試験による寸法変化率

吸湿試験結果

吸水試験による寸法変化率

吸水試験結果

含浸液により処理された木材は、細胞空隙部に定着されるため体積効果を生み出します。 つまり、今まで水分が入っていた所や水分を多量に含んでいた所が含浸液と入れ換わり、難水溶性の樹脂が細胞空隙部に 水の換わりに入っているのです。
木の膨張・収縮の原因である、水分の細胞への補充・蒸発をこの樹脂が減少させるため、木の短所である割れ・そり・あばれを 減少させる効果があります。

モックル処理材使用例
 

モックル処理は環境にやさしく、安全です。

モックル処理は、人体に有害とされる重金属は使用しておりません。自然に優しく、安全性にも 優れており、普通の木材と同様にご使用いただけます。廃棄する際も、無処理の木材と同様に焼却処分が可能です。

使用する液の各成分の一般的用途

成分用途
有機酸亜鉛ゴルフボール
ベビーパウダー
紙おむつの吸収剤
エチレンウレアシャツなど
防皺加工
ポリエチレングリコール化粧品・手あれ防止用のクリーム

金魚を使った安全性試験

モックル処理材なし モックル処理材あり
モックル処理材使用例
 

モックル処理は長期の耐用年数を誇っています。

モックル処理は、加圧注入によって成分を木材内部に深く浸透させるだけではなく、加熱処理により 化学反応させて、木材内に固着させます。そのため、雨水による溶脱の心配がなく、長期にわたって安定した効力を発揮します。 過去の施工事例として20年の実績もあります。

施工例1(渓流憩いの場)

施工例1-前

平成2年施工

施工例1-後

平成10年

施工例2(ちびっこ広場)

施工例2-前

平成1年施工

施工例2-後

平成10年

モックル処理材使用例
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