徳永商店社長ののブログ

lifework

2009年12月

湘南の家

先日、私の義兄が湘南に建築している自宅の現場を訪れました。

構造材・天井、壁、床などの下地工事がほぼ完了し、

これから内、外装の工事に入ります。

設計は東京の設計士にお願いし、施工は地元の建設会社が請け負っています。

3月の竣工を楽しみにしています。

湘南の家


湘南の家

建築現場の確認を終えた後、江ノ島近くで昼食をとりました。

江ノ島を見るのは、10数年ぶりのことで、とても懐かしくて心が踊りました。

( 東京で暮らしていた頃に何度か訪れ、時々の思い出がある場所です)

時間が許せば、冬の海岸線をドライブしたかったのですが。。。。 またいつか。。。

話は変わりますが、

地元の青島を訪れたときに気がつきました。

この角度から見る青島の景色は、江ノ島に似ているなって。

見比べて下さい。いかがですか?

江ノ島

湘南 江ノ島

宮崎 青島

宮崎 青島
ねっ、島の形が似てるでしょ。

青島 ビューティフルアイランド

ビューティフルアイランド 青島


旧 橘ホテル 元 青島橘ホテル

*青島に20数年間廃墟のままの姿を晒していた橘ホテルの取り壊しがようやく決定し、
解体工事が始まりました。本来の美しい自然に戻った青島を見られる日を楽しみにしています。

投稿日時:2009.12.29(火) 17:28:52|投稿者:tokunaga

ホーチミン滞在記5(ベトナム戦争)

「ベトナム」という言葉で、最初に思い浮かぶのはベトナム戦争(wikipedia)です。

ベトナムは古来から中国やフランス等に長い間占領されていた歴史をもち、

他国からの干渉を絶えず受けつづけた国です。

中でも1960年代 ?75年に渡るベトナム戦争は、私たちの記憶に残る戦争です。

そのベトナム戦争の歴史を語る ”バオタン・チュンティック・チェンチャン”

(戦争証跡博物館)を訪れました。

戦争で実際に使用されたアメリカ軍の戦車、戦闘機、ヘリ、機関銃、銃弾、爆弾に始まり

アメリカ軍が散布した枯れ葉剤に関する被害状況、数々の凄惨な写真など、

数多くの戦争資料が展示されています。

博物館を歩きながら感じたことは、戦争の怖さと平和であることのありがたさです。

テレビに映る戦場風景、戦争を描いた映画等では決して知ることの出来ない

現実がそこにはありました。

現在の平和な日本で暮らしている私達が感じる事のない「戦争の真実」

もし、自分がそのような環境に投げ出されたとしたら、どう振る舞えるのか。

戦争の現実を知った私は、正直想像する事ができません。

戦争は殴り合いのけんかとは意味が違います。

ベトナムを訪れる予定があるかたは、是非この博物館に足を運んで自分の目で真実を確かめて下さい。

戦争証跡博物館 入口

アメリカ軍 ベルヘリコプター

アメリカ軍 ベルヘリコプター(ベトナム戦争当時のもの)

枯れ葉剤 散布リスト

枯れ葉剤 散布リスト

左から

(散布された地名、エリアの面積(km2)、その内散布された面積(km2)、%、人口、
散布された場所にいた人口、%)

の数字が並んでいます。

備考 ベトナム戦争小説 開高健 「輝ける闇」(新潮文庫) おすすめです。 

投稿日時:2009.12.25(金) 21:19:00|投稿者:tokunaga

12月8日

12月8日は元ビートルズのリーダー ジョンレノンの命日です。

1980年 12月8日

ジョンはNYのDAKOTAハウス(セントラルパーク近くの自宅マンション)の前で

車から降り、マンションの玄関へ数歩歩いたところを、マークチャップマンから、

数発の銃弾を受け亡くなりました。

その訃報をNHKニュースで知った私は、とても驚きましたが、

まだその時は、ひとつの事件(出来事)程度くらいの思いしかなく、

悲しむまでには至りませんでした。

翌日、学校で同じクラスのK君(ジョンレノンのファン)にその話をしたところ、

彼はまだそのニュースを知らなかったらしく、「えー信じられない、嘘だろ、嘘だろ」

と発し、しばらくは現実を認識することが出来ないくらい狼狽していました。

それほど、ファンにとっては、とてもショッキングな事件でした。

何故だか、その時のやりとりは今でもカラー映像のように鮮明に覚えています。

もう29年前も前の出来事なんですが。。。


その後 ジョンレノンは私にとってもアイドル的な存在となり、

音楽、ライフスタイルに心底共感し、最も敬愛する音楽家となりました。

今夜は ジョンの曲を聴きながら、昔の想い出にふけることにしよう。

John Lennon "Staring Over"

John Lennon "Happy Xmas"

England reacts to John Lennon's death 

John Lennon dead - All you need is love

ABC Nightline News - on death of John Lennon

Double Fantasy

LP "Double Fantasy"  with signed by John and Yoko released in 1980

投稿日時:2009.12.10(木) 22:33:00|投稿者:tokunaga

「景気が悪い」という言葉を口にするな

今回は日本マクドナルド(株)の創業社長の藤田 田(デンと発音して下さい)(注1)
の言葉を引用させていただきます。

世の中には、ふたこと目には「景気が悪い」という人がいる。
商売がうまくいかないと、自分の頭の悪いことは棚に上げて、景気の悪いせいにして、
任をすりかえてしまう。

これは間違っている。

商売がうまくいかないのは、景気の悪いせいだ、というのは、
景気の悪いことが商売がうまくいかない「原因」だということになる。

景気が悪いという「原因」が、儲からないという「結果」を招く、という考え方だ。
そうではない。「景気が悪い」ということは、儲からない「原因」ではなく、
与えられた「条件」にすぎないのだ。

与えられた「環境」だと言ってもいい。
そういった「条件」のもとで、あるいはそういった「環境」の中で、
どうしたら儲かるかを考えていかなければならない。

景気が悪い、ということは自分が儲からない「原因」ではなく、
みんなに共通の条件」なのだ。

その条件をいかに克服するかが肝心なのである。

自分が怠惰で、サボっていて、頭が悪いことになすりつけているようでは、
絶対に儲からない。こういう人は、景気がいいときでも儲からない人である。

事実、景気のいい時でも、儲かっていない人はごまんといる。
逆に、景気が悪いときでも儲かっている人はたくさんいるのだ。
そこを考えなければならない。

「景気が悪い」ということは、言ってはならない。
景気が悪いことと、儲からないことは、まったく関係がないからだ。

私も藤田氏の意見に同感です。
今の時代は、業種、会社の規模を問わず、どの企業も大変厳しい環境の中で経営の舵取りをして
います。この環境下でどのようにして結果を出して行くのか。
好況という追い風が吹かない状態(逆境)で結果を出せる人だけが、本物の経営者として認めら
れるのかもしれません。私は、結果を出すための方策は、日々の仕事に絶え間なく改善改良を続
けていくことだと思っています。

創意工夫を重ね、創造的な仕事を地道に積み重ねて行けば、必ず結果は後からついてきます。
今は正しいと思うことを実行するだけです。

私が尊敬している方に教えていただいた言葉です。

「順境はよし、逆境は尚よし」

逆境にさらされることで、人は考え、強くなるのだと。。。。
名経営者と呼ばれる人の人生を見ると、決して恵まれない環境の中で、
真正面から困難と戦い続け、結果を出してきた人が多いように思われます。

大事なことは『考え方』 です。
どんなに困難な状況に陥ろうとも、自分が目指す場所さえ見失なわなければ、
苦労が、肥やしとなり、更なる成長への大きな原動力になります。 

逆境が人を育て、会社(組織)を強くするのです。

夜明け前

夜明け前 (雲の上の機内から撮影)

*「夜明け前が一番暗い」と言う格言がありますが、夜明け前に、機内から見た景色はまさに真っ暗闇のようでした。しかし深藍色の空も、時が経つにつれて、真っ青な世界に変わって行きました。

*注1 故 藤田田氏は1926年大阪生まれ。1951年東大法学部を卒業。在学中GHQの通訳をつとめたことがきっかけで「藤田商店」を設立、学生起業家として輸入業をてがける。1971年 米国マクドナルド社と50:50の出資比率で「日本マクドナルド(株)」を設立。同年7月、銀座三越1階に第一号店をオープン。日本中にハンバーガー旋風を巻き起こす。わずか10年余りで日本の外食産業での売上1位を達成し、以降トップランナーとして走り続ける。

投稿日時:2009.12.04(金) 19:08:43|投稿者:tokunaga

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