たいまつは自分の手で持て

”たいまつは自分の手で持たなければいけない。”

本田技研工業の創業者である本田宗一郎氏とともに、会社を世界のホンダへと導いた
陰の名経営者 藤沢武夫氏の言葉です。

藤沢氏は次のように語っています。
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”たいまつは自分で持て”と私は言ってきました。
これは、人から教わったり、本で読んだ知識ではなく、
自分で味わった苦しみから生まれた実感なのです。

どんなに苦しくても、たいまつは自分の手で持って進まなければいけない。
これが私の根本の思想であり、また、ホンダのモットーともなりました。
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そもそも商売というものは、他人をあてにしてするものではなく、
自らの力で取り組むべきもの。
自らが先頭に立って、自らの足下を照らすことができる人にならなくては、
人はついてこないし、そこからよい結果も生まれない。

昨今、何かに(誰かに)頼って自分の願望を成就しようとしたり、
望みがかなわないと、すぐに何かのせいにするような由々しき風潮があります。

貧すれど、鈍せず。

私たちは、物事を成就したいと思うなら、先ずは自らの力で勇気をもって
事にあたらなければなりません。

投稿日時:2011.02.18(Fri) 20:00:00|投稿者:tokunaga