本田宗一郎 氏

弱気の虫が出てきたとき、進むべき方向性を見失ったとき
勇気を与えてくれるのが本田技研工業(株)の創業社長である本田宗一郎氏です。

経営者として、また人として、本田氏の潔い生き方にはいつも敬服させられます。
若かりし時には、数々の武勇伝を残している本田氏ではありますが、
原理原則に基づいた経営哲学は本当にすばらしいものがありました。

誰も成し遂げていないからこそ、敢えて挑戦する価値があることを、
数々の実績を持って、私たちに教えてくれました。

ぱっと頭に思い浮かぶ革新的な製品だけでも、バイクのスーパーカブ、CVCCエンジン、
N360、CITY、NSX、ミニバンオデッセー。。。。他数々

またオートバイ、F1を始めとするモータースポーツ分野でも、日本のメーカーとして
初めて世界に挑戦して、数々のタイトルを獲得しました。

最近では、二足歩行ロボット「ASIMO」の開発や本田氏が生前夢に見ていた
航空機分野への参入も果たしました。プライベートジェット「Honda Jet」の機体を見ると
世界初の主翼上にエンジンをマウントする方式を採用し、燃費向上と室内空間の拡大化を
同時に満たす設計となっています。

なるほど、新規参入するからには、他社の真似ではない独自の技術で勝負するという
強い意気込みが見て取れます。
新しいことに挑戦するDNAは、本田氏の没後も脈々と社内に息づいています。

これらの輝かしい実績が、現在の内向きの日本人(日本の社会)に
挑戦する「勇気」を与えてくれます。










 

投稿日時:2012.03.02(Fri) 18:37:12|投稿者:tokunaga